Saturday, December 22, 2012

浄水システムと光触媒入門

アメリカのサイエンス教育団体と3M社が主催する若手科学者大会で優勝した14歳の Deepika Kurup さんの「太陽電池式の浄水システムを発明」のニュースが話題になっていました。


高知エコ産大賞と違って、賞金は25,000ドルだったようです。

彼女の浄水器では、酸化チタンと酸化亜鉛を太陽光に晒し、化学反応を起こして酸化力の強いヒドロキシルラジカルを生成させ、水の中の有害なバクテリアを殺して大腸菌を顕著に減らし、浄水を作り出すと説明されていました。

従来型の浄水では、紫外線照射に電力が必要で、塩素を用いた殺菌は匂いが残るという欠点がありましたが、太陽光を使うKurupさんの浄水器は、グラム当たり0.5セントというローコストで、匂いの問題もないとのことです。

そして、排水処理施設からの汚染された水を、自宅の裏庭に設置した浄化システムでテストを繰り返して、この素晴らしい発明が生まれたと評価されていました。

「光触媒浄化装置」などの話は、以前から様々なものがあり、少し知っていたのですが、この機会に14歳の少女に負けないように、「光触媒入門」の解説も読んでみました。

ご興味のある方は、リンク先からどうぞお読み下さい。


光触媒入門
http://www.d7.dion.ne.jp/~shinri/nyumon.html

太陽電池式の浄水システムを発明
http://irorio.jp/yuukashimoda/20121219/40557/