Monday, April 27, 2015

高知県のCLTや木質バイオマス発電について

木材県でもある高知の新たな可能性として、
現在期待され実験過程にある「CLT住宅」や「木質バイオマス発電 」について、解りやすく紹介されている記事がありましたのでご紹介します。

CLT住宅は、完成してしまうと外観からはこれまでの住宅とほとんど変わらないため、見学者をがっかりさせてしまいます。工事途中のほうが好評だったそうです。



(以下、部分紹介)
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CLTは「クロス・ラミネーテッド・ティンバー」の略で、木材を並べて作った板を繊維方向が直交するように何枚も重ねたパネル。パネルを組み合わせ、壁や床にする工法は欧州を中心に用いられている。施工が簡単で工期が短縮できるのが利点。耐震性にも優れる。


木質バイオマス発電所は今年1月、県の補助金を受け宿毛市に建設された。木材だけを燃料とする発電所としては四国で初めて。フル稼働時の年間発電量は一般家庭約1万2000世帯の使用量に相当する4500万キロワット時を見込んでいる。


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 高知エコデザイン協議会 事務局  
 〒781-5101
 高知市布師田3992-2 産業振興セン ター内5階
 
 TEL/FAX 088-803-1073
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Saturday, April 25, 2015

2015年4月定例幹事会のご報告

4月定例幹事会(A)
平成27年4月24日(金)、午前10時から、
(公財)高知産業振興センター1階の第1商談室において、
   (通称:高知ぢばさんセンター)

平成27年度4月定例幹事会を開催しました。

4月定例幹事会(B)

出席者:高村、上田、高橋、寺尾、仲村、井倉
委任状:武吉、弥勒、石塚、土居
事務局:安岡    その他:元久

議 題 :
  (1)一般事務処理事項(事務局より)
    ◯1、2、3月の収支報告があり、承認されました。
    ◯平成26年度収支報告がありました。

  (2)各委員会活動報告
    ◯エコハウス委員会
     みまもり住宅、伝統古民家再生、木製サッシ開発ほか
    ◯HP委員会
     3月は、エコ産業大賞発表で、やや活発に情報発信
     ブログサイトでは、年間79件(約1件/5日)の更新
    ◯食品研究会
     毎月第3木曜に定例会、3月は16日に開催。
     仁淀川の食べるお茶が中国でも好評
     高知市は、グリーンツーリズムにぴったりの環境
     富裕海外客や留学生拡大への視点が必要
    ◯エコプロダクツ委員会
     インターネットに繋がる温湿度計の利用状況
     高知県内での、「iBecon」の利用について
     (観光対象物、停留所などでの案内ナビシステム)
    ◯健康省エネ委員会
     毎月定例会を開催

  (3)総会について
    ◯監査は、金本先生の事務所へ寺尾も出向き、実施する。
    ◯総会は、高知エコ議員連盟と調整して決定する。

  (4)その他
    ◯次世代のための環境シンポジウム2015報告
    ◯山本先生より、環境省_Good Life Awardへの勧誘あり
    ◯山本貴金属地金株式会社(高知エコ産業大賞受賞)の視察報告
    ◯全国どぶろく大会とその後の経緯

  (5)次回、5月度運営委員会の日程
    ◯5月14日、午前10時から開催

みまもり住宅の説明

小型プロジェクターが活躍

上田副会長(エコハウス委員長兼任)

高村会長、みまもりセンサーでの有意義なデータ収集結果

高橋副部長(高知県)、上田副会長
注:各写真はクリックで拡大表示(800x600pixel)されます。


Wednesday, April 22, 2015

4月度定例幹事会開催(お知らせ)

高知エコデザイン協議会 幹事会メンバー 各位

日頃は、大変お世話になっております。
事務局 安岡です。
 
4月度定例幹事会開催のご案内を致します。

幹事会は定足数がありますので、
欠席の場合は、幹事会予約連絡の委任状にマーキングのうえ、ご返信くださいますようお願いいたします。
 
※ 議題:ご提案があれば、指示またはご連絡をお願いいたします

 各委員長は、26年度活動報告(決算含)と、27年度の活動予定(予算含)の提出をお願いいたします。


***** 4月定例幹事会 *********

   1.開催日 : 4月 24日 金曜日
       時 間 : 10:00〜
       場 所 : エコデザイン協議会事務局(仮)
   
   2.定例議題を下記いたします。

     (1)事務局、受認事項 : 12,1,2,3月度経費支出の件
      
     (2)各委員会活動報告、予定
 
     (3)総会日程の件   
     
     (4)その他 

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Tuesday, April 14, 2015

グッドデザイン賞応募説明会のご案内


IT委員会より、
ご案内メールを転載させていただきます。
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いつもお世話になっております。
公益財団法人 日本デザイン振興会の鈴木です。
今年もグッドデザイン賞の募集がスタートしております。
6月3日まで応募を受付中です。
ぜひ告知のご協力をよろしくお願いいたします。

近年では海外との連携をより強化し、香港にもGOOD DESIGN STOREを構え、(今年はタイにもお店ができます)
受賞後は国内外へ情報発信していくプロモーションに力をいれています。

また、2011年度より復興支援として東北地方6県および茨城県の事業者様は応募無料、
2014年度より日本の家具プロモーションプロジェクト「ジャパニーズファニチャーセレクション」
を開始し、地域の産業とデザインを応援しています。

今年は審査委員長も交代し、新しい体制でのスタートとなります。
各地のデザインセンターの皆様にご協力いただきながら、全国で応募説明会を開催いたしますので
ご都合よろしければ、ぜひお近くの会にご参加ください。
また、応募説明会の地元開催や地域デザインプロモーションの共催などご希望ありましたら、お気軽にご連絡ください。

▼グッドデザイン賞応募説明会 全国開催のご案内
http://www.g-mark.org/news/2015/n_20150327.html

よろしくお願いいたします。


▼その他参考資料

2015年度審査委員長のご紹介
http://www.jidp.or.jp/news/2015/0402b.html

2015年度グッドデザイン賞実施にあたって
http://www.g-mark.org/guide/2015/guide1.html

GOOD DESIGN STORE
http://www.g-mark.org/promotion/

グッドデザイン・ジャパニーズファニチャーセレクション
http://www.g-mark.org/activity/2014/jfs.html


よろしくお願いいたします。
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公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)
Japan Institute of Design Promotion
事業部:鈴木
tel:03-6743-3777 fax:03-6743-3775

〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1
ミッドタウン・タワー5F
http://www.jidp.or.jp
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なお現在、四国地区での応募説明会の予定はありません。

以上、ご案内のみ。

Sunday, April 12, 2015

エコデザイン同志会とエコ議連活動


会員のみなさんへ

                 寺尾禮二監事より

平成27年4月6日(月)、有楽町のよみうりホールで開催された
「次世代のための環境シンポジウム2015」に参加しました。

昨年10月、ダイヤモンド田村さんからご案内頂き、
今般は、山本良一先生のご配慮で、田村さんと関係者席の間近で、
ダライラマ14世と山本良一先生・村上和雄先生・宮脇昭先生(代理)との
世界を代表する分野の第一人者の先生方と、
大変貴重な体験に基づいたシンポジウムへ参加させて頂きました。

また、シンポジウム終了後、近くの飲食店へ移動
「山本良一先生を囲んで『エコデザイン同志会』」を開催。

幹事/真壁(元日刊工業)、
山田雄仁(元APO)田村(ダイヤモンド)
寺尾(エコ協・エコ議連)

AR(拡張現実)動画について、山本良一名誉顧問に名刺デモを行い、
今後の連携推進を報告。

地球温暖化防止の実践的・具体的取り組みとして、
「東京都市大学 特任教授 山本良一先生」から

環境省_Good Life Award(グッドライフアワード)トップページ
http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/

日本エシカル推進協議会(Japan Ethical
http://ethicaljp.com/blog/2015/03/31/19

への、連携をアドバイスを頂きました。

地方統一選挙で、エコ議連会員は選挙活動で身動きが取れないと思いますが、
地方議員こそ身近な環境問題の実践解決のキーマンです。

4月12日(日)の県議会議員選挙、
4月26日(日)の市町村議会議員選挙にて、

地域から地球温暖化防止・抑制実践へ、宜しくお願い致します。

          作成:平成27年4月11日(土)
          高知エコ協 監事・エコ議連アドバイザー 寺尾礼二

Monday, April 06, 2015

第14回 高知エコ産大賞の講評(5)特別賞


平成27年(2015)2月16日に、高知エコ産大賞の選考会を行いました。
また、3月17日に、授賞発表会を開催しました。
評価項目は、環境への配慮、新規性 創造性、市場や社会の評判、高知県活性化への波及効果等で、それぞれを数値化した結果と、各賞の性質を勘案して選考しました。

高知エコ産業大賞(特別賞)
三原村どぶろく組合【活動】

■ 三原村どぶろく組合
「三原村における「どぶろく」を核とした地域活性化」

http://www.maff.go.jp/j/nousin/soutyo/tatiagaru/t_jirei/h19/47_doburoku.html
http://www.kochi-shokokai.jp/mihara/doc/doburoku.html

受賞したのは、三原村の「どぶろく」を核とした地域活性化活動です。
三原村では平成16年に『どぶろく特区』の認定を受け、平成17年3軒の農家が「どぶろく」を作り始めました。「どぶろく」を作ることにより、水田が維持される他、現在では7軒の農家が「どぶろく」を製造しており、どぶろく祭りでは人口1600人の村に6000人が押しかけ、「どぶろく」を中心として地域の産品のPRができています。

三原の米を加工して「どぶろく」にして、地域のイベントに育てている点はすばらしい。
10年近くの取組で、村の取組としては大きな成果をあげている、などの評価がありました。


三原村どぶろく組合 今西美穂組合長

このブログでは、5回に分けて授賞式と発表会、審査講評をご紹介しました。

第14回 高知エコ産業大賞の講評のページへ

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 http://www.e-kochi.com/index.html
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Sunday, April 05, 2015

いつ、どこで、何を、誰と、どうやって食べるか


2014年8月3日の毎日新聞にも、京都大学の山極寿一教授は、「時代の風:サル化する人間社会 」と題して寄稿していた。

そして、先日紹介した『続・百年の愚行』の中にも、山極寿一総長の、サル化する現代社会」と題する5Pほどの文章が掲載されている。

著作権の関係もあり、全文ご紹介できないのがとても残念だが、
その書き出しだけでもご拝読いただきたい。

以下引用

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今、人間の社会はどんどんサル化しているのではないか、というのがこの40年サルや類人猿の研究を通じて私が得た危機感である。

サルと人間の社会の違いは、共感に基づいた関係に基づいているかどうかにある。

そのもっともいい例が、食物をめぐる関係だ。

サルにとっても人間にとっても、食物を摂取することは日常の最も重要な活動の一つである。

肉食動物のような食べだめの効かない消化器系をもつわれわれは、毎日何度も植物性の食物を摂らねばならないからである。

だから、いつ、どこで、何を、誰と、どうやって食べるかが、サルと人間の共通の課題になる。

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あなたは、昨日の夕食を覚えていますか?

あなたは、一昨日の夕食を覚えていますか?

誰が料理して、何処で、どなたと、どのように召し上がりましたか?

食事を楽しまれましたか?


簡単なようで、とても大切なことです。

フランスの経済学者、ピケティが述べるように、
ますます不公平が拡大し続け、美味しいものが食べられない時代になりそうな予感がしてなりません。

 



Saturday, April 04, 2015

未来都市、ポートランド。愛される街の秘密とは?


「Think Daily」より、オススメの記事が届きました。

工業化もハイテクもいいけれど、もっと高知県や高知市にふさわしい
持続可能な社会形成のモデルケースとして、一読下されば幸いです。


以下、引用

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不景気育ちの未来都市、ポートランド。愛される街の秘密とは?

皆さんは自分が住む街のコンセプトや未来像について知っていますか?

地元の空港のカーペットの柄を覚えていますか?

この2つの問いに、市民が「Yes!」と答えられる街が、
米国北西部オレゴン州の街・ポートランドです。

いまこの街は目覚ましい発展の過程にあります。

 人口60万人程度の街に、米国中、世界中から観光客が訪れ、毎週350人以上の人が移住しています。

 毎週のように新しいお店がオープンし、新しいブームの萌芽が次々に生まれているのです。この街を未来の街だと言う人もいます。

 でも街の風景はハイテクでもピカピカでもありません。

なぜ、米国の小さな地方都市が世界から注目されるのか。
何が未来を感じさせるのか。(Text by Yuhki Udagawa)

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続きは、「Think Daily 71」より、お読み下さい。

Friday, April 03, 2015

第14回 高知エコ産大賞の講評(4)アイデア賞


平成27年(2015)2月16日に、高知エコ産大賞の選考会を行いました。
また、3月17日に、授賞発表会を開催しました。
評価項目は、環境への配慮、新規性 創造性、市場や社会の評判、高知県活性化への波及効果等で、それぞれを数値化した結果と、各賞の性質を勘案して選考しました。

高知エコ産業大賞(アイデア賞)
下元農園(高岡郡中土佐町久礼)【活動】

■ 下元農園
「鰹を使った堆肥作りと有機・無農薬野菜栽」

受賞したのは、堆肥の製造とそれを使った無農薬野菜生産の活動です。黒潮本陣等ででるカツオのアラを煮込み、カヤ、落ち葉、藁、米糠、発酵鶏糞等と混ぜ、10日に一度切り返しながら3ヶ月かけて作った堆肥1トンを3アールの畑に投入し、太陽熱による土壌消毒なども行いながら、有機無農薬でニンニク等を栽培しています。このニンニクは黒潮本陣のカツオのたたきに添えられています。

無農薬での野菜作りは理想的で、鰹を使うという発想はおもしろい。個人の取組としてはおもしろい、などの評価がありました。




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Thursday, April 02, 2015

第14回 高知エコ産大賞の講評(3)技術賞


平成27年(2015)2月16日に、高知エコ産大賞の選考会を行いました。
また、3月17日に、授賞発表会を開催しました。
評価項目は、環境への配慮、新規性 創造性、市場や社会の評判、高知県活性化への波及効果等で、それぞれを数値化した結果と、各賞の性質を勘案して選考しました。

高知エコ産業大賞(技術賞)
株式会社 アイティエス【製品・工法】

■ 株式会社 アイティエス
「LED道路照明器具 NIIDA(ニイダ)」

http://www.its-kochi.jp/
http://www.its-kochi.jp/page4

受賞したのは、LEDを使った道路照明器具「NIIDA(ニイダ)」です。国交省のLED道路、トンネル照明導入ガイドラインに適合した製品で水銀灯や高圧ナトリウム灯と比べると40〜70%の消費減力の削減効果があります。

LEDの街路灯は他社も開発していますが、国交省のガイドラインに適合した信頼性、光の広がり等を考慮した製品は県外大手しか出しておらず、高知発の製品として頑張ってほしいということが評価されました。また、LED化は世界的な流れで、省エネ効果は大きい、などの評価がありました。

※注:製品名の「NIIDA(ニイダ)」は、本社住所の「仁井田」より



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